Deadstock Harris Tweed
2010年 07月 31日
小規模な農業や羊の放牧 漁獲等で 島民は生計を立てて
着る物なんかは 羊毛を糸にし織物にした 創作物でした
ある時 島の領主にマレー・タータン柄を
ツイードで制作した事がきっかけとなり
島特産の織物が評判となり 本土で広まっていったみたいです
夏と冬との気温差が わずかで年間通して冷涼
秋になると降雨量130ミリバールを超えて 強風
そんな この土地の風土によって育った
ヘブリデアン・ブラック・フェイス種は
顔・首・足のところどころが 黒くなっていて
角も長く伸び 顔のあたりだけ見ていると牛のように見える羊です
通常のブラック・フェイス種と違うところは・・・
ウールとヘアーが荒々しい風土の影響で同じ長さに伸びるそうです
なんでも・・・
この羊を本土へ移せばその特質を失ってしまい
通常のブラックフェイス種となってしまうみたいです
その羊の毛を手紡し
自然色のまま この島の苔や もしくは植物性染料で
手染めした糸で手織り
素材独自の風合い 職人が出す深い色調
しっかりした質感は
またたくまに 評判を呼びました
なんでも・・・
おばあちゃんの もっとずーっと昔の おばあちゃんは
多くの職人の中でも色柄・色彩の評判が良かったみたいです
今回 おばあちゃんの もっとずーっと昔の おばあちゃんより受け継がれた技術
そんな ツイードを使って
祖母は作品を制作します
Product
Deadstock Harris Tweed + Leather Tipi-Bag
*前回同様に mano展に出てくる物語は全てフィクションです
背景 建物 人物等 画像は イメージになります
by eminent-blog
| 2010-07-31 20:32
| womb/ウーム